一緒によりみち

発語なしの3歳児/自閉症スペクトラム/発達障害/ 療育園生活の記録

【何を目指してがんばるのか】

ふと、子供も自分も、

何のために、誰のために、どこに向かって

進んでいるのだろうかと思う。

 

療育・療育・早期・早期・・就学・・

まだ、3歳だ。

 

45分の授業中、じっと座っていられることが

そんなに大事だろうか。

 

この子の笑顔よりも。

 

普通ってなんの価値があるのか。

 

なぜ私は毎日こんなにイライラ

子供を叱ってばかりなんだろう。

 

みんなと同じにならなくたっていいのに。

いいけど、

「みんなと同じ」ようにできることの

嬉しさ

安心

自信

が、震える心を温めてくれる日があるだろう。

 

発達障害の専門である鳥取大学井上雅彦先生が、

こんな風におっしゃていた。

 

(わがままと発達障害の線引きはどこか?という問いに対して)

そういうことに目を向けるより、

どうやって工夫すればこの子の努力が報われるか

まわりがどのように対応するか、工夫するか

ということが大切。

 

 

療育のゴールなんぞ、定型発達の何がいいのかなんぞ

わからないけど、

 

息子の苦しさ、がんばりは、報われるべきだ。